印鑑のもつ効力

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ここ数年で消しゴムはんこが流行って作り方の本が出たりして、カッターや彫刻刀で自分のスタンプを作っちゃう人もたくさんいます。かく言うわたしも一時期はハマりました。マスキングテープや可愛いイラストのスタンプでプレゼントやカードを自分流に飾るのも若い女の子を中心に流行して、雑貨屋さんに行くといろいろな種類のものがあります。
そういった紙をにぎやかにするためにポンポンと押すものや、印鑑は三種類あって、自分自身の法的な証明となる実印。宅配便の受け取りや職場や町内の回覧文書に「読みました」という認め印のときに押す認め印、銀行口座を開設する手続きで押す銀行印、重要な契約書に押すもの、などなど、「ハンコ(印鑑)」には様々なものがあります。その違いが分かりますか?

はじめに挙げた自作の消しゴムはんこや、イラストだけのもの、名前の頭文字やアルファベットだけが入ったものなど、客観的に押した人を特定できないものには印鑑としての法的な効力はありません。
「ハンコ」の呼びかたは、その印鑑が持つ効力によって変わります。
ですから効力のないハンコには特定の呼びかたはありません。
印鑑の最も基本的な効力とは「誰が捺印したのか」を示すことです。
そして「捺印(押印)」することの最も基本的な意味とは「捺印した者は文書の内容を間違い無く確認し了承しました」という意思表示をすることです。姓や名が彫られていて、客観的に誰が捺印したかが分かる印鑑はどんな印鑑でも法的にこの役割を果たします。

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